亀頭のブツブツが気になる場合は、専門のクリニックでの除去や治療を検討してみてはいかがでしょうか。
亀頭のブツブツは見た目にも良く無いだけでなく、場合によっては深刻な病気につながることがあります。
正しい診断を受けて、適切な治療を受けましょう。
また、亀頭ブツブツ除去はその種類で治療法や手術法が大きく異なります。
さらに、術後の過ごし方や注意すべき点にも違いがあります。
痛みや腫れといった術後の経過を気にされる方も少なくありません。
症状にあった治療のおおよその流れや、そして術後の過ごし方についてご紹介しましょう。
亀頭ブツブツ除去はまず診断から
亀頭のブツブツと一口に言っても、様々なタイプがあります。
亀頭の周辺に小さく散らばっているものから、真珠大の目立つ出来物になっている場合もあります。
ブツブツの原因は脂肪の塊のものと、ウィルス性のものとに分かれます。
脂肪の塊で出来るものはフォアダイスといって、いわば顔に出来るニキビと同じようなものです。
病気と異なり痛みや痒みなども無く、必ずしも除去する必要はありません。
とはいえ、見た目に気になったりセックスの時に違和を感じたりなどすることもあるので、気になる場合は治療に当たりましょう。
ウィルス性のものは尖圭コンジローマと呼ばれるもので、HPV(ヒトパピローマウィルス)が繁殖した場合に生じます。
軽度の場合は違和を感じることはありませんが、症状が進むと痛みや痒みなどを伴うようになります。
また、陰茎ガンの原因にもなります。
さらに、尖圭コンジローマは女性にも感染して、子宮頸がんを発症する要因につながると言われています。
尖圭コンジローマの場合はしっかりと治療を受けて、患部だけでなくウィルスが繁殖する要因そのものを除去しておく必要があります。
いずれにせよ、亀頭のブツブツはまず診断を受けましょう。
亀頭ブツブツ除去の治療法
亀頭ブツブツ除去の方法は、症状によって異なります。
フォアダイスの場合には、一般的に気になる部分を電気メスで除去するという方法が採られます。
除去手術の前には担当の医師による診断や、治療方法についての説明、さらにはかかる費用などについての説明があります。
フォアダイスの除去手術は保険適用外なので、その点にも注意しておきましょう。
気になることがあったら、あらかじめ医師と相談しておくと安心です。
フォアダイスの除去には局部麻酔が使われますが、痛みが苦手な場合は強くしてもらえることもあります。
治療が終わったら痛み止めなどが処方されて、そのまま帰宅することが出来ます。
尖圭コンジローマの場合は、患部を高周波メスで除去するだけでなく、原因となる包茎の部分を除去する手術が必要になります。
なぜなら尖圭コンジローマはウィルス性のため、ウィルスが繁殖しやすい部分を広範囲にわたって取り除く必要があるからです。
尖圭コンジローマの手術も、事前に医師からの説明が行われるので心配ごとがある場合には質問しておきましょう。
部分麻酔を使った手術のため、痛みもほとんどなく日帰りで行うことが出来ます。
ですが完治には時間がかかるので、再度の来院が必要になります。
亀頭ブツブツ除去の術後経過
フォアダイスも尖圭コンジローマも、局部麻酔を使用した手術なのでほとんど痛みを感じることはありません。
また、術後にも痛んだり腫れたりといったことも少ないと言われています。
ですが、まれに痛みが生じることもあるので、気になる場合は手術の後に痛み止めを処方してもらってもいいかもしれません。
フォアダイスの治療の場合は、術後に包帯がまかれています。
しばらくは飲酒や性行為など刺激を与える行為を控える必要がありますが、術後よりシャワーを浴びたりなど日常生活に問題はありません。
万が一、患部に痛みや腫れを感じた場合はクリニックを受診してください。
尖圭コンジローマの場合も、術後には患部に包帯が巻かれる場合が多いようです。
また、患部の抜糸をしたり術後の経過を確認したりするために再診が必要になります。
ですが、当日からシャワーを使用したり、落ち着いたら飲酒やスポーツなども可能となるため日常生活に問題はありません。
しかし、感染を防ぐためにも性行為は再診まで控える必要があります。
患部に痛みや腫れを感じた場合は、再診の日より早めにクリニックを受診しましょう。
塗り薬などの処方薬によって、痛みや腫れを防止することが出来ます。
まとめ
亀頭ブツブツ除去はその種類によって、手術や治療法が異なります。
気になる場合は専門のクリニックで検査して、手術を中心とする適切な処置を受ける必要があります。
ただし、亀頭ブツブツ除去の手術自体は日帰りで行えるもので、術後に痛みや腫れを感じることも少ないようです。
また、クリニックでは診断や説明だけでなく、事前のカウンセリングやアフターケアの体制をしっかりと整えているところが多くあります。
ウィルス性の場合は自分の健康リスクだけでなく、パートナーに感染させてしまう恐れがあります。
気になる場合は、早めの受診をお勧めします。